method of RC designRCデザインという工法

シンプレックスは、特別な知識や経験の積み重ねが必要で、住まいづくりの中でも特殊だとされている「RCデザイン住宅」を得意としています。

RCとは、鉄筋コンクリートのこと。RC造の住まいには冷たくて堅いというイメージがありますが、床に無垢のフローリングを張ったり、壁に漆喰を塗ったり、天井には木の板を張るなど、質のいい天然素材を内部の仕上げに使用することで、ぬくもりのあるやわらかな空間が生まれます。組み合わせる素材のギャップから生まれる独特の雰囲気、可能性がRC造の最大の魅力です。

一方、なにごともそうであるように、デメリットも存在します。同じ大きさで建てた場合、一般的には、RC造→鉄骨造→木造の順にコストが低くなっていくのは事実です。

同じ仕様とした場合の構造によるコストの違いのイメージ

シンプレックスではこれまでに、RC造で建てたいというご要望をいただきながらもコストが見合わず、坪単価の低い木造を採用したり、ご希望を叶えるためにはRC造よりも鉄骨造木造の方がコストを抑えることができると判断し、構造を変更した数々の実績がございます。RC造の家を建てるためのコストがどれくらいかかるのか、実績に基づいたデータの蓄積もございますので、まずはお気軽にご相談ください。

実績単価データベース

RCデザイン住宅のメリット

  • 自由な間取り・自由なカタチ

    RC造なら、木造の場合などと比べると柱の間隔を広く保つことができ、大空間を生み出すことが可能です。出入り口や窓の上に大きなひさしやはね出し(キャンチレバー)を取り付けることができるなど、デザインの自由度が高くなるのも特徴です。

  • 丈夫で長持ち

    コンクリートは水や酸などに強いため、しっかりと施工を行っていれば、他の構造と比べて長く持ちます。減価償却の耐用年数が木造モルタル塗なら20年、鉄骨造なら38年であるのに対し、RC造なら47年と、税制上でも耐久性が認められています。

  • すぐれた耐火性

    コンクリートはセメントや砂、砕石でできているため、燃えない素材として建築基準法でも認められています。基準を満たしていれば、ビルなどの大きな建物に求められる耐火性能を持たせることができ、火災に強い建物にすることができます。

  • 変型、段差のある敷地に対応

    規格寸法がなく、寸法の設定を自由に行うことが可能です。曲面などをつくることもできるため、プランの自由度が高くなります。水漏れ対策をほどこせば、斜面に埋め込むように建てたり、地下室や地下ガレージなどをつくるなど、敷地を最大限にいかすことができます。

  • 振動や音を遮断

    重量が重いものほど音や振動を伝えにくいという特性から、壁や床にコンクリートを使うことで、外部からの音や下の階への音の伝わり方を軽減できます。交通量の多い道路に面していても静かな内部空間をつくることができ、足音などが伝わりにくい建物にすることが可能です。

  • 蓄熱槽として利用可能

    あたたまりにくく、一度あたたまると冷めにくいコンクリートは蓄熱槽として活用できます。外断熱工法などを用いることで、冬はあたたかく、夏は涼しく、冷暖房の負荷を下げることができ、コンクリートの輻射熱でじんわりあたたかい(涼しい)空間をつくることができます。

RCデザイン住宅のデメリット

  • 木造と比べて、施工費が高め

    鉄筋コンクリートは鉄筋を加工して組み上げ、その外側に型枠を組み立ててつくった箱にコンクリートを流し込む、複数の工程から生まれます。施工の手間や工期、材料代がかかるため、施工費が割高になってしまうのが難点です。

  • 木造と比べて、工期が長め

    原則的に、下から1層ずつ階を積み上げていき、コンクリートに強度が出るまで型枠をはずすことができません。そのため、上棟するまでと仕上げ工事に入るまでの工期がどうしてもかかってしまうのです。

  • 地盤の改良などが必要になる可能性も

    コンクリートは重いので、建物全体も重くなり、軟弱な地盤に建てる場合は部分的に沈んでしまわないように地盤改良や杭を打つなどの対策が必要になることも多々。その分、コストがかかり、工程も長くなる可能性があります。

コンクリートだからこその
雰囲気と快適なくらし

コンクリートには、イメージとして冷たく堅いという印象があります。そのイメージを生かした建物も施設などではありえるのでしょうが、住宅になるとなかなか受け入れにくい方が多いと思います。そんな場合は、床に無垢のフローリングを張ったり、壁に漆喰を塗ったり、天井は塗装をするなど、内部の仕上げを質感のよいものにして、温かみのある柔らかい空間をつくることでそのような印象を取り払うことができます。

同じ壁や床や天井の仕上げを使っていても、鉄筋コンクリート造(RC造)の建物と木造の建物では雰囲気が異なってきます。目には見えない、材料の奥行きや厚みや堅さ、音の伝わりかた、素材の手触り、ものの匂いによって、つくられる空間が異なってくるものです。たくさんの魅力をお伝えしてきましたが、その独特の雰囲気こそが鉄筋コンクリート造(RC造)の最大の魅力とシンプレックスは考えています。

是非、弊社の設計した鉄筋コンクリート造(RC造)住宅で、その魅力を実感してみませんか?