ジャーナルJOURNAL

基礎配筋

苦楽園の鍼灸院の現場に行ってきました.現場監督には告げずに突然の訪問です.配筋が出来上がった状態で行っても取り返しがつかないことがあるので,事前に鉄筋屋さんにこちらが配筋時に求めるものを伝えるために.

現場は基礎配筋をしている状態ですが,職人さんを見るとどこかで見覚えが.なんと,私が現場監督をしていたころにマンションの建設現場でお世話になった親方の組がこの現場を担当してくれていました.

当時,いろんなことを教えてもらい,厳しくもしてもらった親方で,いつも休憩の時には職方さんと同じジュースやコーヒーをもらって話をしたものでした..冗談で,「あのころいじめた分,仕返しされるのが怖いわ」と.

配筋の美しさと腕は確かなことはわかってるので,配筋の途中ですが,やはりきれいな配筋がされていっていますし,私の口うるささ十分もわかってくれてはるので,配筋については現場監督に要点だけ伝えて帰ってきました.

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帰り際声をかけたときには,あのころと同じように職方さんには飯にしよかと言ってから,一人現場全体の配筋を確認して,昼からの段取りを確認してくれている姿が今でも変わらずにありました.

いまでもこんな親方がいてくれると思うととてもうれしくなった現場監理でした.